上田高等学校65期同期会ホームページから関連記事

2015年4月6日（月）、第６回「蕨の会」が開催されました。今回の目的地は深谷市で、上唐沢川の桜並木の散策、渋沢栄一記念館と生家訪問、中仙道深谷の滝澤酒造蔵の視察でした。週末の花冷えと翌火曜日からの寒の戻りに挟まれたこの日は天気も上々の花見日和で、成澤会長の用意周到な準備のもとに充実した一日を過ごすことが出来ました。

いざ出発。東京駅と因縁深い深谷駅で記念の集合写真を撮りました。

大宮・上尾辺りでは６～７分散っていた桜も行田・熊谷を過ぎると満開で、深谷駅近くの瀧宮（たきのみや）神社から上唐沢川沿いの桜並木は心地よい花吹雪の中の散策となりました。風に舞い川面を踊る桜花に心奪われ童心に還りました。

次に、渋沢栄一記念館、記念館から生家まで歩いて１０分、渋沢栄一翁の生涯を聞きながら、利根川流域の血洗島から江戸、京都、ヨーロッパ（フランス）、そして東京へと、また時代を江戸、明治、大正、昭和の日本史と世界史を俯瞰し、思いは空間と時間とを自由に駆け巡り、しばし歴史・文化・社会・経済・産業から人生論まで幅広い学習を楽しんだのでした。エデュケーショナル・ツアー、こういう旅を本当はもっと感受性の強い高校時代にやってもらえればよかったと思います。深谷市ボランティアの方々から親切に（無料で）いろいろ教えていただきました。渋沢栄一翁と記念館についてはＵＲＬを。

埼玉県内には３０数か所の造り酒屋があり、日本酒生産量は全国でも上位４位～５位の位置を占めるそうです。圧倒的な酒どころの兵庫、京都、新潟に次いで、埼玉は秋田、愛知と肩を並べ、福島、広島、山形を凌駕します。今回訪ねた赤煉瓦の煙突の滝澤酒造の「菊泉（きくいずみ）」は平成２３、２４、２５、２６年の４年連続で全国新酒鑑評会の金賞を受賞したそうです。小さな酒造会社ながら立派です。４代目に日本酒製造工程を懇切丁寧に案内してもらい、最後に大吟醸（１年もの）、秘蔵酒（５年もの）、女性に人気の「あわ雪（８％）」を試飲させてもらいました。

深谷は丸山隆平・塚田道明両君と故・栗原剛君の墓参をした時以来、私にとっては７年ぶりでした。

「蕨の会」、9名で深谷市探訪（2015年4月10日）

http://ueda65ki.sakura.ne.jp/NEWS/6thWARABI_Kai150406.pdf　⇦詳細はここから

第 14 回蕨の会「仙台真田氏を巡る旅」の報告

◆はじめに幹事からひとこと宮原豊（9 組、現役時代、仙台に勤務）「仙台真田氏を巡る旅」を無事に終了し、ほっとしています。随分前から企画して、日程も皆さんのアンケートで決め、それが激しく変化する春の天候にここしかないという二日間にドンピシャり。おかげさまで、春と冬、満開の桜と雪吹雪を一度に経験することになりました。浅倉さんの現場事前調査で、マイクロバスを借りようと思いつき交通関係もうまく運びました。車中で急遽、「船岡駅で途中下車して花見をしよう」と誰が言い出したのか、古希にして臨機応変に対応できる証明でした。また、バス会社の女専務さんの機転で我妻佐渡の墓碑にもスムーズにたどり着けたのは思いがけない嬉しい誤算でした。さらに、皆さんにはサプライズにしておいた仙台在住の前山俊秀君（9 組）にも、浅倉君の伝手で連絡がつき、打ち上げ飲み会に参加してもらい、51，2 年ぶりに再会できたのは幸運でした。

第 14 回蕨の会「仙台真田氏を巡る旅」報告（2019年4月16日）

　http://ueda65ki.sakura.ne.jp/NEWS/WarabinoKai190415.pdf